blog 1989 脱皮への過渡期
1989年1月、社会人2社目のスタートです。東京に本社がある会社でしたので、現地採用の私以外は東京本社からのスタッフです。何かと、やり方、考え方、進め方が違うので戸惑っていましたが、前社でのチャレンジング精神のおかげで、臆すること無く、こなせた気がします。
東京発の仕事は、やはり悔しいけれども全国区です。
東京・名古屋・大阪・福岡・札幌と、あるペットフードメーカーのバイヤーさんへの新製品発表会で全国を回りました。仕事はもとより、各地での飲み会が楽しみで、それはそれは、遊びましたね・・・・・・札幌ラーメン食べた次の日は博多ラーメンでしたから・・・・・
その後も、鈴鹿サーキットでのF1レースでのプロモーションや、Jリーグ横浜マリノスのプロモーション、こどもクッキングコンテストなど、大阪だけではなく、全国飛び回ってた気がします。
徐々に、仕事も任せられるようになってくると、JOB(案件)を自分が制作推進していくことになっていきます。多くは、取引先としては、大手の広告代理店さんの担当と推進していきます。
クライアント(スポンサー)は主催者とも言えますし、お金を出している所とも言えます。例えば、ラーメンのメーカーさんであったり、車のメーカーさんなどですね。
広告代理店はそのスポンサーさんの製品(商品)をどのように世間に知らしめ、かつ販売促進するかを、様々な媒体を使って推進していきます。
我々は、セールスプロモーション(販売促進)活動ということになります。
媒体とは、簡単に言えば、テレビCM、ラジオCM、新聞広告、雑誌広告、インターネット広告、その他、駅ばり、屋外広告、電車の中刷りなどなど・・・・・・です。
セールスプロモーションとは、街頭キャンペーンや展示会出展、パーティ企画、講演会、シンポジウム、表彰式など、媒体以外で集客や購買促進、認知度アップ、試飲会などを行なうことです。
そんな中で、案件推進を任せられてくると、今までのやり方、立ち位置ではどうしても処理できないことがたくさん出てきます。
コスト管理、スケジュール管理、キャスティング管理です。今までは与えられていたことをこなすだけだったのが、自分自身で考え管理していかなければなりません。
ヒトが、ある瞬間に脱皮するときは、120%以上の仕事を与えられたときなんでしょう。1989年は、自分自身が大きく脱皮するタイミングの年だった気がします。