Blog 15年目のイベント
先日、恒例のクリスマスラリーが無事終了しました。
神戸国際展示場2号館に、4,500人の観客を集めて行なわれているイベントです。
この会場は、ステージがありませんので、基礎ステージから、作りあげます。
バトンに照明機材を吊り込み、時には、特効機材やミラーボールも吊り込みます。
イントレには、スピーカーを積んでいきます。
横長の会場なので、音がしっかり隅々に行き渡るように、セットします。
映像は、プロジェクター型のスクリーンを左右に立て、センターにはLEDモニターを設置します。照明の明るさに負けない映像装置です。
電源工事をしっかりして、各セクションのオペレーションエリアにコントロール卓をセッティングします。
搬入口が開いたときから、イベントは始まります。事故が無いように、見守っていきます。
それぞれのセクションがセッティングできると、テクリハをおこないます。
プログラムに沿ったリハーサルをテクニカルパートでおこないます。音響、照明、映像、特殊効果等を各シーンごとに確認していきます。
その後、司会者や登壇者、出演者を交えたパートリハを行なって、最後は通しリハーサル(ランスルー)を行なって、本番を迎えます。
イベントによっては、ドレスリハ、やカメラリハなど、細かく行なう場合もあります。
そのように、準備万端のリハをおこなっても、本番では色々と想定外なことも、起こります。
が、
そんな起こりうるコトを想定するのも、我々の仕事のうちです。
なので、想定内トラブルと言えるでしょう。
本番は緞帳が上がれば、必ず緞帳は下がります。
そして、毎回新鮮な気持ちを持って望みます。
15年続いているこのイベントも、毎回違うステージです。
イベントは一期一会の出会いと同じものです。
2度と同じものはやってきません。
そんな、想いを抱きつつ、今年も無事に終われたことに、
関わって頂いたすべての方々に感謝したいと思います。