Blog 神戸ビエンナーレ2013
2年に一回開催されている「神戸ビエンナーレ2013」に行ってきました。2年前、4年前も行った気がします。
とりわけ、コンテナの空間を活用した「アートインコンテナ」が好きです。アーティストの個性が充分に凝縮されている気がするから・・・・
海上アートも不思議な感じですね。埠頭にポツンと大きなオブジェが置いてあるのを、船上から見る・・・・その埠頭を舞台にまたその周辺の景色にうまく溶け込んでいない、その違和感がまたイイ。
また、久しぶりにクルーズに乗ったこともあり、六甲山を借景にした神戸の港と潮風、潮が波とともに、白く線上に延びていく様・・・・・なんかとても癒されました。アートではないけれども、これも神戸ビエンナーレの醍醐味かもしれません。
と、ひとときの安らぎを感じたのは確かではあります。
が時として、“「アート」とは本当に無意味なものである”と感じる瞬間がある。
アーティストの独りよがりを感じる時、
アートとはそもそも秩序のないモノ、なのか・・・・
概念を求めるべきではないのか・・・・
ただ、その時にはそう感じていても、自分のハートのどこかに、ポチっと、何かが刻印されたとしたら、それはそれで、意味のあることなのかもしれません。
アートに意味を持たせること自体がナンセンスなんでしょう。
それぞれの心にアートが染み渡れば、きっとその作品は自分にとって、何かを与えてくれた、素敵な作品なんだろう・・・・・
それぞれのアートを見つけにいかれるといいんではないでしょうか?
晩秋の素敵なイベントです。