Blog 川のある風景
子どもの頃から、常に川が近くにあった気がします。
小学中学校の頃は、淀川、安威川、神崎川などが、あり、体育の時間には、堤防を走ったものです。
その頃は、まだ堤防も舗装されていなくて、河川敷も草がぼうぼうと生えていました。
格好の遊び場でした。
青春期は、何かと堤防から、川の流れを見ていた気がします。
逆に言うと、何かあると、川の側にきて、大げさに言うと「人生とは何ぞや!」を考えていました。
私の手帳には必ず、次の言葉が書かれています。
所謂、座右の銘です。
水五則
一,自ら活動して 他を動かしむるは水なり
一,常に己の進路を求めて止まざるは水なり
一,障害にあい 激しくその勢力を百倍し得るは水なり
一,自ら潔うして他の汚れを洗い 清濁併せ容るるの量あるは水なり
一,洋々として大洋を充たし 発しては蒸気となり雲となり雨となり 雪と変じ霰と化し 凝っては玲瓏たる鏡となり 而もその性を 失わざるは水なり
この水五原則は,黒田孝高(如水)が作ったものといわれています
今は、近くに紀ノ川が流れています。
この歳になっても、時折、川辺に行きたくなります。