閑話休題  インドで僕も考えた

 

 

 

23歳にして、初めての海外旅行、また一人旅で、かつ、行き(入国)と帰り(出国)だけが決まっている旅。

まさしく若気の至りとしか言いようのない旅程と言える。

あれから、30年以上たち、その後、いろんな国々に観光・仕事で行かせてもらったけれども、
やはり、インド放浪の旅は、強烈に残っている。
今、同じ旅をしろと言われても、できない。

昨今のインバウンドブームや先のラグビーW杯など、海外から日本に来る方々、概ね良い印象を持ってもらっているようだ。逆に言えば、まだまだ日本の実態を海外の方々は知らないのだろう。
極東に位置する我が日本は、その距離以上に、不思議な国なのかもしれない。

また、先日の即位礼正殿の儀による、世界への天皇陛下の即位の宣明。
日本国の世界における立ち位置。
唯一の原爆被爆国としての、メッセージ。
地震・台風・豪雨などの自然災害列島としてのこれからの役割。

まだまだ、地球上において、様々な争い事が起こっている、テロ組織がどこかで蠢いている。
貧困が故に病気が蔓延している。
地球温暖化に伴う異常気象問題。
プラスティック問題などの環境問題、などなど、実に様々な諸問題が全世界各地に横たわっている。

本当に、世界は広いと思うけれども、その国に課せられたミッションを忘れてはいけない。
地政学的に極東に位置し、海に囲まれている日本の役割とは・・・・・・

SNSなどによる情報拡散の時代に我々はどう向き合っていくべきなのか、無関心ではいられない。