日本的流通システムはまだ生き残れるのか・・・・・
弊社がある「船場」地区は言わずと知れた、繊維業界の問屋さん、鞄や靴等雑貨の卸販売など、小さなお店から、最近は会員制卸販売の百貨店みたいな大きなものから、・・・・・・商人の町です。
週末ともなると、小さなお店はほとんどお休みですが、会員制卸販売の百貨店は、一般のお客さんで一杯です。駐車場も満車状態です。
私も、遠い昔、母に連れてきてもらった記憶があります。
キット、他で買うよりも安いのでしょう。
紙袋に一杯の雑貨を買い物した気がします。
一応、会員制卸販売と言ってますが、会員になれば、一般の我々でも買い物が出来ます。
最近この界隈の小さなお店も閉店するところが目につきます。
まぁ、私からすると、「今更卸販売しかしていない、小さなお店」に「そんなんで、商売ができていること」が不思議で仕方がないですが・・・・・・
今の時代、メーカーから直接消費者に商品を届ける、直接販売が主流になりつつある中で、昔ながらの日本的流通システムは崩壊の危機に瀕しているのでは、と考えます。
家電、書籍、日用品等、今や直販で買えないものは、無い。
宅配便の普及、ネット(スマホ)の普及、無店舗販売の日常性。
一方、紙袋を一杯手にしている、「会員制卸百貨店」の賑わいぶり。
値段だけの問題じゃ無いような気がします。
2個も3個も紙袋持って、「そんな思いまでして、買うもの?」って客観的に見てしまいますが、キットそうさせる何かがあるんでしょう。
ネットで「プチっ」と押す買い物と違った、何か・・・・・
いずれにせよ、昨今の商売は、購入するお客さんに今はイニシアチブがあるのは確かです。
お客満足度は値段だけじゃない、「何か」が大切な気がします。ツꀀ窶鐀 場所:ツꀀ株式会社ニューズ