思えば、ピンチばかりだったなぁ
25年も会社をやっていると、ピンチばかりだった気がします。
会社員であった頃は、仕事は与えられるものだった気がします。
ある意味、給料日には給料が振り込まれていて、当たり前。
まだ、ペーペーだったこともありますが、先輩や上司に頼まれた仕事をこなす。
「なんとか自分の力で仕事を取りたい」とは思っていましたが、現実はまた別。
まぁ、給料をいただきながら、仕事を覚えさせていただいたなぁと、今更ながら感謝です。
31歳で独立して、今度は仕事を受注しに行かないといけない。
黙って、机の前に座っていて仕事が来るほど、甘い業界ではない。
実績を携えながら、「自分に何ができるか」を伝えながら、営業するしかない。
取引先の担当が飲みに行く店で、偶然を装おって、待ち伏せしたこともある。
「困っていることはないか」を探りに行く。
この業界、普通に営業したからといって簡単に受注できるものでは、ない。
また、誰もができる仕事は、価格競争になる。
信用されていても、信頼されるまでは、時間がかかる。
やっと、信頼されて、仕事を受注しても、
担当者が転勤、定年、部署転換などで、仕事がなくなることもしばしば。
結局は、誰も手出しできない、業種・仕事内容を狙うしかない。
逆にいうと、“誰もしたくない”“ややこしい仕事や、大変そうな仕事”を積極的に取りにいくしかない。
世に言う、レッドーシャン市場ではなく、ブルーオーシャン市場を狙うと言うこと。
いずれにせよ、状況に左右されにくい仕事を、どう受注するか、
全て、うまくいくわけはありません。
しかしながら、日頃から「楽な仕事」「簡単な仕事」だけを狙いにいくと、
いざと言う時には、なかなかうまく行きません。
世の中の様々なことで、翻弄されることは、致し方ない気もします。
技術革新で、なくなっていく業種もあります。
また、これからAIなどで世の中の仕組み・様相も変わっていくに違いありません。
今回は、新型コロナウィルス感染で、パニックになっていますが、これを糧に
今後を再考していかねばなりません。
人間には、知恵があるはずです。
しかしながら、どこもここも、臨時休館、
このままの状態が続くと、息切れする人、続出するぞ・・・・・