心にのこる博覧会を・・・
今から、34年が過ぎてしまいましたが、私が携わった「国際博覧会」の一つに、
「国際花と緑の博覧会」があります。1990年に大阪鶴見緑地で開催されたものです。
大輪会水のファンタジアムという民間パビリオンの催事ディレクターとして183日間働かせていただきました。
バブル経済が弾ける最後の徒花のように会場は賑わっていた気がします。
ここでも何度も書きましたが、当時の館員、事務局員、スタッフ、コンパニオンの方々が
毎年(昨今は2年に一度の割合)、同窓会を開催しています。10年に一度、15年に一度というのは聞きますが、ほぼ毎年周期で「再会する同窓会」を私は『奇跡の同窓会』と呼んでいます。
イベント業界に40年以上過ごしている中、一過性のイベントで終了後に再び会う機会はほとんどないことが普通だと感じるからです。
私もまだ若かったので、183日間は長いようで短かった気がします。
催事ディレクターとして、40社の企業の日の企画・制作・実施、そして館主催のイベントの企画・制作と大忙しでした。また稀に見る暑さでお客様にどんなホスピタリティができるだろうと、館員全員で考えたものです。
あれから34年の月日が過ぎました。
そして、来年2025年大阪・関西万博が開催されます。
来場されるお客様はもちろんのこと、そこで携わる出演者、スタッフのみんなにも心に残るイベントにしないといけないと思います。
ある人は、「期間限定のテーマパーク」と呼びます。
色々、課題はありますが、琴線に触れるイベント作りを目指したいと思います。