季節労働
大学時代は、社会に出る前の「モラトリアム」みたいな期間。
私は、
大学生活で決めていたこと、
「普通運転免許証」の取得、「教員免許」の取得、北海道に行く!!
なぜか、北海道への憧れがあり、大学生活の間に行こうと決めていました。
結果、3つとも、叶うことになりますが・・・・
「北海道」には単に遊びに行くだけでは面白くない。
当時「学相」という、学生相談所なるアルバイト斡旋所が扇町公園の前にありました。
壁に、たくさんのアルバイト募集要項が貼ってあります。
人気の高い(時給が高い、楽しそう、)アルバイトは抽選になります。
大学1年の頃は毎日、学相に通っていました。
1日行って、その日払いのアルバイトで暮らしてた気がします。
夏休みに向けて、その日も「何かいいバイトがないかぁ」と求人票を見ていました。
「牧場・住み込み3食付き、日当6,000円、往復交通費支給、若干名募集、20日縲怐vという張り紙を発見。
北海道は十勝地方・豊頃町での牧草地の住み込みバイトです。
日給は安かったですが、北海道への憧れが勝ってました。
大学1年の夏休みは北海道です。
東京までは、新幹線、東京観光の後、上野から寝台列車、青森からは青函連絡船です。
函館で観光して、札幌へ、札幌からは、また夜行列車だったと思います。
とにかく、豊頃町の役場の集合日時までにあっちこっち観光しつつ、向かいました。
役場に着くと、私だけではなく、農家や酪農で短期アルバイトする若者たちの歓迎会をしていただきました。
ジンギスカン鍋をご馳走してもらったことを思い出します。
北海道の夏は短く、その間に為すべきことがたくさんあります。
その為すべきことに比して、労働力が足りないということで、都会の若者のアルバイト募集です。
こうして、20日あまりの私の季節労働が始まりました。