コロナ禍における推進事業
1ヶ月半ぶりの投稿になります。
なんとか、生きております。
というか、アッという間に月日が過ぎていたというのが、本当の所です。
ご存知のように、コロナ禍の中、イベント業界は、試練を余儀なくされている業種の一つです。やっと第5波がおさまりつつある現在、イベントの世界も微かな光が射してきたようです。
しかしながら、まだまだコロナ前の状況とはならず、ソーシャルディスタンスを守りつつ、手指消毒、マスク着用、検温などは当然ですし、声を出さずに応援、拍手のみ、というように今もなお、制限が緩むことはありません。
そんな中、1年以上に渡って事業推進してきたプロジェクトが無事完結しました。
1年や2年、長期に準備を要するイベントは別に珍しくありません。
しかし、今回はコロナ禍という、異例な状況の中での推進事業です。
最近でこそ、コロナ感染人数が減ってきましたが、オリンピック開催前後は、全国的に未曾有の増加となり、いつ「イベント中止」の決定がなされても仕方ない、そんな状況下でした。
そんな状況下においても、本番に向けて、出演者の練習をしなくてはならず、コロナだけではなく、熱中症などにも配慮が必要です。その他台風による豪雨や怪我など様々なトラブルに対処しながらの推進事業です。
しかしながら、時間は待ってくれません。月日は確実に本番に向かってきます。
イベントは、準備が90%本番が10%だと考えています。
準備がどこまで、仕上がるかで、100%に近づくかどうかが決まります。
後の10%は人間ではどうしようもない状況です、荒天になったり、出演者が急に出演できなくなったり、交通機関にトラブルがあって遅刻したり・・・
我々ではどうしようもない事態が起こった時の状態と言えます。
そう考えると、準備で100%以上の状態に持っていくことが、本当のところでしょう。
今回は、そんな状況においても、無事100%の力を出しきれたのは、裏方チームの結束と言えるのではないか、と考えます。
当然推進事業の推移の中で、情報共有もできましたが、「想い」の共有が一番だった気がします。それは言い換えれば「情熱」の共有です。
絶対成功させる、絶対良いものにするという気持ちです。
こんな状況下だからこそ、そんな「想い」が様々な困難を乗り越えさせたのかもしれません。
私自身、また、新たな扉が開いた気がします。そんなエポックメイキングなイベント推進事業だった気がします。