もう一つの万博考

先日、孫3人と大阪・関西万博に行ってきた。

私は、孫守りと支払い係。

短時間の滞在だったけれども、

孫たちの心にはこの万博がどのように映り、残っていくのか楽しみだ。

1970年、55年前に開催された、万国博覧会、今や太陽の塔しか残っていないけれども、当時小学1年の私はいろんな人たちに万博に連れて行かれた。

まさしく「連れて行かれた」の表現が合っているくらい、大阪以外の親戚や見知らぬ人が我が家に泊まりそして万博に向かっていったものだ。その中に、私も混ぜてもらって一緒に、万博詣をしたものだ。というより、万博というよりも「月の石」詣だった気がする。

当時は、スマホなどない時代、とにかく並ぶしか入場する手立てがない。

2〜3時間なんて当たり前、何十時間も待っていたなんて記録もあるようだ。

なので、私の記憶には「月の石」のために並んだ思い出がこびりついている。

ただ、「ワクワク」したことは確かである、未来の日本がこうなるんだという

将来への期待が雰囲気として充満してた気がする。

あれから、55年、我が孫たちのこれからの未来はどうなるのだろうか、

経済発展を続けていた「高度成長期」とは違った日本の形になるのは間違いないし、それが幸せの全てではないのだ。

兎に角、

笑顔で「今日を生き」

笑顔で「明日を迎えられる」

そんな毎日を過ごして欲しいものだ。