「走行禅」
初めてフルマラソンを走ったのは、今から20年ほど前、以前勤めていた会社の社員旅行で「ホノルルマラソン」を走った時。
20代後半だったけれども、タバコも吸っていた頃です。
そして、1年半ほど前に「京都マラソン」を完走。歳は50歳になっていました。記録よりも、とにかく走りきることを目標に走った気がします。
それからも、会社の近所の大阪城公園をコースに、朝・夕など時間があれば、走ります。
さすがに、走るペースは遅くなってきてますが、全身から汗をだすには、とても気持ちのいいジョギングです。
ランニングハイという言葉があります、
「気分が良くなってハイな気持ちになる」という意味で使われる言葉。つまり、ランニングをする事によって気分が高揚してハイな気分になる、という事のようです。
当然、トレーニングを積んで疲れたり苦しかったりする状態を超越した時に起こります。
私の経験で言えば、体は勝手に動いているのに、頭が空っぽになるような感覚です。
あるしんどい状態を越えた時に「そんな感覚」になります。
私にとって、ある意味走ることは
「考えないため・・・」
「頭の中を空っぽにするため・・・・」です。
自分の中では「走行禅」
そう、禅をしている状態です。
汗とともに、いろんな雑念をあぶり出す。
執着心や、虚栄心、など、そんな雑念をあぶり出すために、走ります。
言い換えると、普段は執着心だらけ、虚栄心だらけとも言えます。
まだまだ、修行が足りません!!!!
走って走って走りまくらないといけないようです。