「災いを無くしたい」
台風18号は、愛知県知多半島に上陸して、そのまま日本海に突き抜けていきそうな感じですね。今年4回目の上陸だそうです。被害が少ないことを祈るばかりです。
本当に、日本という国は地震・火山・台風・豪雨など、災害列島と言ってもいいくらい、様々な自然の脅威に晒されています。
八百万神は森羅万象に神の発現を認める古代日本の神観念を表す言葉。
自然に対する、古代人の畏れと敬意なのだとしたら、現代人はもう少しそこのところを真摯になる必要があるかもしれません。
とは言え、「災害」が全くなくなることはあり得ない。
その災害が起こった時にどのように対処するかが重要です。
防災の日に書きましたが、今や自分の命は自分で守らなければならない環境です。助け合いは必要ですが、まず自らを守る術が必要です。それが、兎にも角にも、他人を助けることにつながっていきます。
今日は救(9)急(9)の日です。 今から8年ほど前に、普通救命講習を受講したことを思い出します。防災士認定の一貫として、消防署で行われている講習です。
呼吸や心臓が止まったときに大切な「AEDの使い方」を含む心肺蘇生法を学びます。
本当に基本的なことですが、いざそのような場に出くわすとできないのではないか、と思った記憶があります。技能を維持向上するために、2縲怩R年に一度再受講したほうが良いようです。今年あたり、再度受けにいかないといけません。
本当に、自分がそれが学ぶことで他人を助けることができる、皆さんも是非受講いただきたいと思います。
9月9日は、重陽の節句でもあります。
五節句のひとつで、1月7日の人日の節句、3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、そして7月7日の七夕の節句。
重陽の節句は菊を用いて不老長寿を願うことから、「菊の節句」とも言われます。菊は古来より薬草としても用いられ延寿の力があるとされてきたようです。なので、江戸時代では、菊の食べ物、菊の文様の器、菊の絵などを組み合わせて「菊尽くし」で命を尊び、健やかで幸せな日々が続くことを願った日だったそうです。
様々な災いから逃れることはできないにしても、それを減らしていく努力はできるはずです。災害に強い国づくり、災害に強い人づくり。
自然を尊び、すべての生命を尊び、災いが・悲しみが少しでもなくなる日本になれば、と思います。