「活版印刷」
2015年になって、まだ2週間しかたっていないのに、年末年始がアッと言う間に過ぎ去ってますね。
今年で、阪神淡路大震災から20年・・・・月日が経つのは本当に早いものです。
月日とともに、歳を重ね、時代も変わっていきますね。
世間は3連休でした、私もこの休日に様々なものを見に行かせていただきました。
とりわけ、「活版印刷」のギャラリーでの活版の魅力に引き込まれました。
アルファベットと違って、膨大な文字量が必要な「活版印刷」は、木版や昨今のDTPなどに比べると、途方も無い労力が要ります。
それだけに、文字に息吹きを吹き込むような印刷技術。一文字一文字に、生命力が感じられます。
日本の技術力が、年が経つごとに、失われてつつあります。
技術の伝導が、様々な業界で失われつつあります。
便利になっていくことは、それはそれで良いことですが、
それだけではないこともあるのは確かです。
手間暇かけることで、産み出されるもの・・・・・・
伝統を受け継ぎ、伝え続けること・・・・
そんな伝統にデザインを取り入れて、デザインそのものにも息吹きを吹き込む。
デザイナー・クリエーターの思いに、伝統がプラスされることで、引き出される新しい文化・芸術。
古き良きもの、新しき良きもの・・・・そんな融合から、新たな伝統が始まる気がします。
本質は失わず、変化し続けることに、日本の伝統文化が守られているのかもしれません。ツꀀ窶鐀 場所:ツꀀ株式会社ニューズ