「春告鳥」
ウグイスを漢字で書くと「春告鳥」
何て素敵な名前でしょう。
ここ数日暖かい日が続いていますが、今朝の目覚めは、自宅から聞こえる「ホーホケキョゥ~♪」という鳴き声でした。
春近しを感じます。
昨日は、久しぶりに自宅でゆっくりテレビ三昧でした。
メジャーリーグのオープン戦初登板の元カープの前田健太投手、その後はびわ湖マラソンを見ながら、カープ黒田のオープン戦を。3時からは卓球世界選手権女子決勝、残念ながら卓球大国中国に負けてしまいましたが、卓球というスポーツの奥深さに釘付けされました。男子も破れて、残念ながらアベック銀となりました、が日本人としても誇りを一生懸命持って闘ってくれた気がします。また、なでしこも崖っぷちですが、最後まで諦めない試合を見たいものです。
一方で、新国立競技場に、「聖火台」がない設計。いやはや全くもって競技以外の東京五輪絡みの情けない話題が尽きない。
昨年から、野球賭博、そして薬物問題と、爽やかなスポーツの世界の裏側に潜む数々の問題。アスリートに忍び寄る裏の世界の罠。
スポーツの世界を極めるために、犠牲にしていること、日常生活すらまともに送れない過酷な訓練。試合日程にピークを合わせる難しさ。そんなプレッシャーと闘いながら、勝利を目指しながらも、勝者と敗者に分かれる現実、非情な世界。
我々、観客は外から、たまに見るその姿に勝手なことばかり言っているかもしれません。日頃どれだけの練習を、訓練を積んでいるかを知らずに、、、それがプロだというのは簡単ですが。
先日、私も「京都マラソン」を走りました。2年ぶりのフルマラソンです。別にプロでもないですし、趣味の延長ですが、やはり走り出すと、自分自身との闘いです。日頃それなりに訓練をしていても、42.195kmは過酷です。37km過ぎから、体がいうことをきいてくれません。脳から「走れ」と指令を出しているのに、動かない。
その時、両腕を振ると足が出ることに気づきました。ここは無意識です。体が連動しているということです。無意識の運動とでも言いましょうか。
素人の私でもそんな感覚になる、プロの方々はいつもいつも極限で闘っているのかもしれません。
春告鳥が鳴き始め、春はもうそこまでやって来ています。
純粋にスポーツの素晴らしさを実感したいものです。