「年一回のご挨拶」
師走も半分が過ぎ、後いくつ寝るとお正月・・・って感じですね。
小学校時代はお正月が待ち遠しかったように思います。
ひとえに、「お年玉」がもらえる喜び、そしてやはり新年を迎える世間や家族のワクワク感が子ども心に高揚感をもたせたのだと思います。
いつしか、時の流れの速さにかまけ、そんなワクワク感も感じにくくなっています。
そんな慌ただしい中でも、仕事納めに向かっていろいろと忙しくやらないといけないことのひとつに、「年賀状」があります。
今日15日から、年賀状の受付が始まります。
日本郵便によりますと、スマートフォンの普及でネットを通じた新年のあいさつが広がるなか、年賀はがきの発行枚数は年々減少していて、来年分はことし分より3億枚少ない、およそ30億枚が発行される予定です。
それでも12月に扱う郵便物は通常のおよそ3倍に増えるため、日本郵便では、元旦に年賀状を届けるには、できるだけ今月25日までに投かんしてほしいと呼びかけています。
(NHK・NEWSWeb)
会社の年賀状、個人の年賀状。
ここ数年はパソコンで簡単に作ることができるので、その良し悪しは別として、自分なりの個性を発揮しつつ、作り上げます。
その年を振り返りつつ、来年に向けての思いを込めます。
本当は一枚一枚相手の顔を思い浮かべながら一言添えるべきなんでしょうが、何百枚ともなると、なかなかそこまでできません。なので、せめて自分の思いの詰まった年賀状を作成します。
今は、メールや SNSなどで、近況を簡単に知らせることができますし、連絡もたやすく取れる手段があり、疎遠になることも少なくなってきています。
非常に手軽になった分、一方では、有り難みが減ったようにも思います。
とは言いつつ、日頃の活躍をSNSなので見ると、勇気をもらったり、刺激になったりするので、いい意味で活用しています。
「年賀状」は一年のけじめという意味でも、先方への挨拶代わりに出すようにしています。
たった一枚の年賀状ですが、新年の始まりに「あっ、元気にしているんだな・・・」なんてほっこりできる瞬間もまたそれはとても大切な時間だと考えます。
歳とともに、出会いよりも別れが増えてきます。
本当は、会える時にその方と会いたいものです。