「師走に想いを馳せて」

怒涛の11月を乗り越えたと思いきや、師走ということもあるのかどうかわかりませんが、相変わらずの忙しさ。これが、利益として還元されるのであれば、会社としても満面の笑顔なんですが、なかなかそうは問屋が卸しません・・・・

とは言え、色々なプロジェクトに参加をさせていただいている事に感謝しないといけません。

特に最近は、「防災・減災」に関わるプロジェクトが多くなりました。阪神大震災以降、実に様々な災害が日本を襲っていることもその一因でしょうか・・・・
地震、津波、火山活動、豪雨・台風による土砂災害、大規模火災、など、また自然災害だけではなく、世界的な様々なテロの勃発、人災とも言えるものなど、決して安全な暮らしが約束されているわけではありません。そんな有事の際に、我々はどうすべきなのか、、、

私自身「防災士」に認定されていることもあり、いざという時に、公助は期待できないと考えています。機能しない可能性があるということです。
という事は、共助、自助がいかに大切かを考えます。

今、大地震が起こったらどこへ避難すべきか!
今、津波が発生したらどこへ逃げるべきか!

常に、非常時を想定しておく必要があります。

当然、各関係機関は厳しい訓練を行い、日々国民の安全を確保するために努力されています。

先日、消防士さんで結成されている緊急援助隊の皆さんの実訓練を見ると、本当にギリギリの状態を想定して訓練を行なっておられます。

消防だけではなく、自衛隊、海上保安庁、警察、インフラ復旧の、NTT、水道局、ガス会社、電力会社などなど、、、、

頭が下がる思いです。

そんな非常事態を想定しているにも拘らず、本当に起こった時に適切な対応ができるかどうか・・・・

東日本大震災のあの津波を見せられると、言葉が出ません。

先月縁があって、宮城県南三陸町に行く機会があり、その土地の方々と話をする機会がありました。
多くは語られませんでしたが、6年8ケ月経って、未だ復興途中である事実。

「災害は忘れた頃にやって来る」ではなく、
「災害は、忘れずに常にやって来る!」を心したいものです。

2017年も後わずか、心おだやかな一年を迎えられるように、
毎日、精一杯過ごしたいものです。

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