「大阪万博、再び!」
2025年、今から9年後に大阪で国際博覧会(万博)を誘致しようと、大阪府が動いているようです。
「人類の健康・長寿への挑戦」をテーマに大阪・夢洲をメイン会場にするという基本構想が発表されました。
1970年の大阪万博はまさに戦後日本が大飛躍する契機になり、東京オリンピックとともに、日本の高度経済成長を牽引した大イベントと言えるでしょう。
そして、2020年の東京オリンピックに続き、25年に大阪万博が開催されることになれば、とも思います。
当然、賛否両論あるのは承知しています。
他にもやることあるやろ・・・
福祉・介護・待機児童問題など、、、、
少子高齢化社会が孕んでいる様々な問題にもっと正面から向き合わないといけない、という意見ももっともなことです。
とは言いつつ、大きな国家プロジェクトが景気を浮揚させるキッカケになることも事実です。
私が、初めて万博を見たのは小学校1年生。
毎回毎回、アメリカ館の「月の石」を見せられた記憶しかありません。
その後、大人になってイベント関係の仕事に携わり、様々な地方博そして1990年には国際園芸博「国際花と緑の博覧会」にベッタリ6ヶ月出向して働かせていただきました。
今思うと、バブル崩壊寸前、最後の花火のような気がします。
今回の25年の万博は「人類の健康・長寿への挑戦」がテーマです。
切実なテーマです。
高齢者の一人暮らしの問題、介護、医療など・・・・
決して避けて通れない諸問題に対して、人として暮らせる生活を社会全体でどのように作っていくか・・・
万博開催に向けて、考える契機になればと思います。
開催することだけでなく、開催するまでのプロセスこそ重要と考えます。
できれば、私も万博の仕事を有終の美としたいものです。