「北の大地のアルバイト竏窒P」
先週・今週末と実家の自分部屋の整理整頓をしています、随分ほったらかしだったので、断捨離断行とばかり、服や書籍、VTR、カセットテープなど、よくもまぁ大事に置いてあると、自分でも関心するばかりで、なかなかモノが片付かないけれども、やはりそんな思い出の品々を目にすると、往時のことが蘇ってきます。 大学は、一浪して関西大学に入学、当時は、教師を目指していましたので、教員免許を取得することが、大学進学の最大の目的。 あとは、普通運転免許の取得と、北海道に行くこと。 この3つのことを、やり遂げられたらあとは、4年間にどれだけ自分が成長できることができるか、大学時代だからこそ、できることをする、と決めていました。 「チャレンジせずして後悔するより、チャレンジして失敗するほうが、まし」とばかりに、大学時代は色んなことに手を出した気がします。 そういう思いになったのは、中学時代、最後の野球部公式戦に原因があります。 セカンドでレギュラーだった私は、体が小さく、馬力もなかったので、とにかく粘って塁に出ようとばかり考えていた気がします。この試合の前日も、最終回四球を選んで、サヨナラ勝ちしたくらいです。不思議なもので、この日も同様に、最後のバッターが私でした。違うのは、四球を選んでもサヨナラ勝ちにはならないシチュエーションです。結果は、見逃し三振でゲームセットです。空振り三振とは雲泥の差です。振らなければ、何も始まらない。のに、見逃し三振です。 それ以来、とにかく「チャレンジしないことは、チャレンジすること以上の恐怖」になりました。 そんな思いを何時もひきづっていたのかどうかは、わかりませんが、とにかく、「やってみなくちゃわからない」は自分自身の基本的なスタンスになりました。今もなおそこは変わっていません。無謀なチャレンジは歳と共にわかってきていますので、そこは冷静な判断とともにチャンジャーでいたいと思いますが・・・ 大学に入って、講義以外で必死になったのが、アルバイトです。運転免許を取るにしても、軍資金が必要です。当時は、全国各所に「学生相談所」というものがありました。学生のハローワークみたいなものでしょうか・・・ 大阪は扇町公園の西側にありました。そこへ行くと、実に様々なアルバイト求人広告が貼り出されています。アルバイト内容、アルバイト先、時給など。求人先も学生相談所経由で安心ということもあり、学生にとっても、同様だった気がします。また、タウンワークのようなアルバイト情報誌もなかった時代です。 私も講義を受けるよりも日々学生相談所でアルバイト探しです。 1日だけのものや2縲鰀3日のもの、中期・長期、実に様々なアルバイトがはり出されています。 バブル経済の夜明け前でしょうか・・・それなりに、世間は人材不足だったような気がします。 そんな学生相談所で見つけたのが、北の北海道でのアルバイトです。 夏休み期間中、約一ヶ月の住み込みバイト。 私は、大学在学中の目的の一つ、北海道行きを、住み込みアルバイトという形で実現することになりました。 http://www.news-inc.com