「体操という競技」
今日もスポーツネタです。もう連日、寝不足になるくらい、リオ五輪での日本の選手の活躍がめざましいですね。
とりわけ、昨日の「体操男子団体の金メダル」には大きな感動をもらいました。
実にアテネ以来3大会ぶりの団体金メダルです。
実は、私は高校3年間、器械体操部で6種目の競技経験があるので、とりわけその凄さを感じてしまいます。
まぁ、私の場合は下手くそでしたから、近畿大会とか、高校総体とか、そんな大会とは全く無縁でしたので、レベルは全然違います。
ただ、「体操」という競技は少し他の競技とは違う観点で見てみると面白いと思います。
一つ目は、
以前は10点満点でそれ以上の得点は取れない競技で、ミスの分、点数が引かれるというものでした、今はルール改正がされて、技の難易度に応じて加点されますので、概ね14点縲怩P5点台が出るようになっています。
技の組み合わせや難易度によって、総合得点が変わってきます。
ただ、ミスによる減点方式は変わらず、想定最高得点より、それ以上の得点は取れない競技です。
二つ目は、
体操競技は、サッカーや柔道、フェンシングのように相手がいて闘うという相対的な競技じゃない、ということです。
記録(点数)によって争うという意味では、絶対的な競技と言えるかもしれません。
加えて言えば、少し乱暴ですが、「練習でできない技は、試合ではできない」ということです。練習で4回転ひねりができない選手は、
試合では絶対4回転ひねりはできません。
ただ、練習でできても試合でできるとは限らない、これも真実です。
私の経験上で言えば、「体操競技」はまず自分との闘いに勝たねばならない、日頃の不断の努力、完成度を高め、進化することへの勇気、難易度の高い技を習得するための、日々の練習が、一番問われると思います。
そして練習で100%できている演技をプレッシャーのかかる大舞台でやり遂げる精神力・・・・・
体操競技には良い意味での番狂わせはありません。
失敗することにおいての番狂わせは起こりえますが・・・・
少し、断定的になりましたが、ある意味当たり前に演技している選手たちのその凄さを知っていただけたらと思います。
当然、他の競技も含めて、オリンピックに出場している選手たちに敬意を払い、結果はどうであれ、持てる力を発揮してもらいたいと思います。
「ガンバレ!日本!」
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