「ロボットとの協働」

 1泊2日の東京出張、打合せに合わせて別件訪問先のアポを取りつつ、東京にしかないものを見に行きます。

美術展、展覧会、展示会など、大阪では見られない催しものを・・・
今回は、岡本太郎記念館、森美術館で開催されている、「村上隆 五百羅漢図展」そして、東京ビックサイトで開催されている、国際ロボット展。
当然、しっかり打合せをしての間の観覧です。

 岡本太郎記念館は、東京青山の自宅を記念館として開放されています。氏のアトリエなどその当時を偲ぶように残されています。庭には所狭しと、氏の作品が無造作に置かれています。私はその作品群の庭でしばし瞑想することが好きです。

その後、六本木ヒルズまで、徒歩15分くらいでしょうか、森美術館の「村上隆」の展覧会へ。
圧倒的な五百羅漢図は現代の閉塞した世の中ををぶち破るような迫力でした。

そして、岡本太郎も村上隆も作品を自由に撮ってかまわないという点が良い。
芸術の無限さはその作品を写真で撮ったからといって、変わるものでもなく、またそれによって個々人へのアプローチが違う形で迫ってくる、そんな挑戦のように感じます。

そして、昨日は2年に1度開催される、「国際ロボット展」へ。

展示会ではそのブースデザインや、演出手法など製品などには直接関係がなくとも勉強になります。
ロボット展で見たロボットの進化は言葉で言い表せないほどです。産業用だけではなく、介護、医療、防災・減災、その他、人不足のおり、人に変わってロボットがその役目を果たしています。
いい意味で、危ない場所や単純作業など、人に変わって作業してもらった方が良い場合も沢山あります。
それによって、事故が減ったり、生命に関わるようなことがなくなれば、それはとても意義のあることです。

ただ、進化したロボットたちを見ていると、実は人間が使われているような錯覚陥ります。

33年前の今日、あの「E・T」が公開された日です。空前の大ヒット作品のE.T.はExtra-Terrestrialの略で「地球外生物」のことだそうです。

あれから30余年、ロボットが当たり前のように闊歩し始めるのもそう遠くないような気がします。

地球外生物はそんな地球をどんな思いで見ているのだろう、聞いて見たい気がします。

株式会社ニューズさんの写真