「9月5日は国民栄誉賞の日」

先日、38年前に、世界新記録本塁打を打ったのが王貞治さんのことを少し書きましいたが、その王さんの為に創設されたのが、「国民栄誉賞」

その賞は、内閣総理大臣決定された国民栄誉賞表彰規程に基づいており、その目的は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」と規定されています。

その後も、スポーツ界のみならず、芸能界の方々など、その功績を讃えるべく、現在22個人1団体が授与されています。

いみじくも、2020年東京オリンピック招致が決定し、明るい話題のはずが、国立競技場、エンブレム共々白紙撤回され、違う意味で大きな話題になっています。
本来であれば、国民栄誉賞のごとく、国民に明るく希望を与えるオリンピックが思わぬ問題で揺れています。

「国民栄誉賞」もある側面では「贈られる側の賞ではなく、贈る側(政治家のため)の賞だ」という批判もあり、その贈呈者を決めることもなかなか難しい問題があるようです。

しかし、その賞を受賞していない方々でも素晴らしい功績を残している方々は沢山います。
昔NHKで「プロジェクトX」という番組がありましたが、まさしく経財官を問わず、日本の経済成長を支えた、市井の人々に光をあてた番組でした。肩書きはなくとも、この極東の日本において、様々な人々が幸せを願い、それぞれの分野で闘い、知恵を絞り、頑張ってきた人々をフィーチャーした番組です。

昨今の模倣問題におけるネットバッシング、マスコミにおける問題提議・・・
日々社会構造も変化する世の中で、知り得る知識や、知り得る方法が増えてきたことはとても良いことだと思いますが、得てしてそれは、人を貶める手段にもなり得るということ、ネット社会の光と闇を考えざる得ない状況です。

オリンピック然り、芸能しかり、スポーツに歓喜し、素晴らしい音楽に心慰められ、日本という国に誇りを持ち、だからこそ国民栄誉賞の受賞者に賛辞を送り、拍手をしたはずです。
人々のそんな大きな夢を蔑ろにして、経済的な側面、利己主義が見え隠れすることに、国民はきっと怒っているんだと思います。
オリンピックにおける経済効果が計り知れないことも理解できます。

しかし、豊かになるのはお金だけではなく、やはり日本国民としての誇りであり、希望であると考えます。東京オリンピックを契機に様々な分野で、是非沢山の国民栄誉賞を受賞するくらい人々の活躍を期待したいものです。

株式会社ニューズさんの写真