「水道哲学」

 政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を2020年をめどに、禁止する方針を固めたようです。省エネ法の政令を改正することで、LEDに置換することになりそうです。

http://www.asahi.com/articles/ASHCT5JHKHCTULFA021.html

電球は、まさしく日本の明るい未来を象徴してた製品とも言えます。

「水道哲学」は、言わずと知れた経営の神様・松下幸之助氏の経営哲学のひとつです。

産業人の使命は貧乏の克服である。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、富を増大しなければならない。水道の水は価有る物であるが、勝手に公園の水道水を飲んでも誰にも咎められない。それは量が多く、価格が余りにも安いからである。産業人の使命も、水道の水の如く、物資を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にある。それによって、人生に幸福を齎し、この世に極楽楽土を建設する事が出来るのである。松下電器の真使命も亦その点に在る。
(出典:ウィキペディア。「勝手に」は筆者改文)

この言葉はまだ戦前・昭和7年における氏の演説の一部です。この後第二次世界大戦を経て、高度成長期に入る日本を豊かならしめたのは、氏の言う「水の如く」様々な電化製品などが一般国民に普及していったからです。
当然財界の努力とともに、政治・官僚、まさしく一億総中流を目指した結果と言えるかもしれません。

戦後の日本の経済復興は奇跡とも言われます。
当然、様々な世界情勢もその奇跡に寄与したことは否めません。
翻って現在の世界情勢はどうでしょうか。
テロが蔓延し、国境のない戦争とも言われています。原因は様々で、ことはそう単純ではないですが、ひとつは貧困格差による、若者たちの絶望・諦め・妬みなどがテロを生んでいることも確かです。

今、日本が為すべきことは、松下幸之助氏の「水道哲学」を世界において具現化することではないでしょうか。貧困格差の解消に向けて、日本国なりの世界貢献とは・・・・
簡単に論じ解決できないことであるのは承知していますが、ひとつの方向性ではないでしょうか・・・

今日は松下幸之助氏生誕121年目です。氏は黄泉の国(よみのくに)から、今の世界をどう思っているのでしょう・・・・

政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、202…
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