「奇跡の同窓会2017」

 何度か、このブログにも書いていますが、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」に関西で生まれた企業40社によって結成された大輪会グループがパビリオンを出展。

「大輪会 水のファンタジアム」

世界初のコンピューター制御されたウォーターショーです。
183日間に及ぶ長期間イベントです。
私は、催事担当ディレクターとして、そのパビリオンの事務局に常駐勤務、準備期間含めて、半年以上の出向状態です。
当時、参加企業から出向された方々と一緒に過ごすことになります。

4月の開幕直後から、我々のパビリオンのメインのショーはお陰様で、1位・2位を争うくらいの人気を博します。
私の担当の催事はそんな人気パビリオンだからこその悩みを解決するためのポジションです。
「待ち客対策」イベントをするというミッションです。
当時は、入館に際して、「整理券」を配布していました。
その「整理券」をもらうために並んでいるお客さんに、「待っていることを忘れるようなイベント」を実施するのです。沢山の人でごった返す、会場内において歩くだけで疲れるのに、パビリオンに入館するためにまた並んで、整理券を入手する、お客さんにとっては、ストレスの溜まることです。
我々のコンセプトの一つでもある「おもてなし」の気持ちをどう表現し、お客さんに、和んでいただくか、・・・・
随分悩んだものです。

ちょうど、イベントスペースが円形庭園風になっていましたので、そこで、オペラの独唱や、ピアノ演奏や、ジャズなどの音楽イベントを開催。またキャラクターのてんまくんの着ぐるみとのジャンケン大会。暑い夏には、会員企業の大塚製薬さん提供のポカリスエットなどの清涼飲料水をサービスなど・・・・
実に様々な大小のイベントを実施しました。
そしてそのイベントの目的はお客様へのおもてなし。暑い中、雨の日も、風の日も、整理券を受け取っていただくために、待っていただいた方々への感謝のイベントです。

人気パビリオンの宿命ですが、定員は限りあります。全てのお客様にご入場いただくことは、物理的に不可能です。我々にとっては、183日間という長丁場であっても、お客さんにとっては、『大切な花博の一日』です。

私のポジションだけではなく、このパビリオンが出展されると決まってからの、館長、副館長、広報担当、VIP担当などの事務局スタッフ、運営、警備、清掃、パントリー、そして最前線でおもてなしを尽くしたコンパニオンのみんな。
実に様々なポジションのスタッフが力を合わせて、同じ方向を向いていたからこそ、人気パビリオンであり続けたのではないかと思います。

あれから、27年、残念ながら、この間にお亡くなりになった方々もいます。改めてご冥福をお祈り致します。

この同窓会は、2000年までは、毎年(その後、隔年)開催されています。私は、30数年この業界にいますが、それほど続いている同窓会はありません、

そして、国際博覧会のような大きなイベントも少なくなりました。個人的には、2025年に大阪で再び国際博が開かれることを期待しています。

単なるイベントではなく、その時は、この奇跡の同窓会ができるような素敵なパビリオンにしたいと密かに、期待しています。

http://www.news-inc.com

自動代替テキストはありません。