2010年8月アーカイブ
1週間の出張も終わり、今帰りの車中です。
少し、揺れながら、北陸の田園風景の中を西に向かってます。
思えば、台風とともに、現場に入り、豪雨そして灼熱の太陽の中、4日間の本番が無事に終了しました。
屋外イベントは、
その気象状況で臨機応変な対応が求められます。
風の強さ、暑さ、雨などなど。
今回は、日々その変化が激しく、スタッフの体調管理も大変でした。
そして、当然、そんな変化する状況で来場するお客さんも増えたり、減ったり・・・・
想定外のことがある中で、よりベターな方法を考える。
プログラムの変更、追加、修正など、できるだけ状況に合わせた対応が必要となります。
お弁当の管理も大切な要素の一つです。
お昼に食べられるとは限らないスタッフのために、しっかりと管理も必要ですし、
暑い中、熱中症など、スタッフへの配慮も大切です。
そんな、日々変化する状況に対応しつつ、より良いイベントを創っていけたら、本当にスタッフ間の連帯感、一体感が生まれてきます。
残念ながら、一体感が生まれてきた頃に、イベントが終了します。
屋外イベントは、大変ですが、またそれが妙味とも言えます。
台風4号が不気味です。
広島は6日、被爆から65年の「原爆の日」を迎えた。
広島市中区の平和記念公園では午前、「原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」(平和記念式)があり、原爆を投下した米国や核兵器を保有する英仏両国の代表が初めて参列した。
潘基文(パン・ギムン)・国連事務総長も初参列。核保有国のロシアも含め過去最多となる74カ国の代表が集い、核廃絶に向けた国際機運の高まりを象徴する式典となった。 (asahi.comより)
私も、平和公園には、何度か行きましたし、原爆ドームも、何度も目にしてきました。
この暑さを思うとき、65年前の惨状いかばかりか・・・ご冥福を祈るばかりです。
時には、真摯に今の平和な日本に感謝することも、必要かもしれません。
いつも、お世話になっている映像会社のタケナカさんの、内覧会に行ってきました。
今年で3年目です。
タケナカさんならではの、映像機器だけの展示会ではなく、その見せ方にも工夫がなされていて、
とても参考になります。
http://www.takenaka-co.co.jp/tip/index.html
バーチャルスクリーンや、バーチャルヴィジョン・・・など
プレゼンテーションステージでは3D映像の魅力をたっぷり・・・・
その他、サイネージやBeamPainting、アンケートシステムなど、
映像から派生したものをどんどん取り入れて、展開されています。
会期は明日までですが、
是非ご覧になってください。
深化し、進化する映像の世界が感じられます。
昨日、大盛況の中、7年目のかぶとむしの夏が終わりました。
思えば、25年前に、テレビでこのイベントを見たときから、
自分もこんなイベントをプロデュースできたらいいなぁ、というのが始まりです。
そして、2003年、そんな想いに賛同いただいた、高砂神社の宮司さん、またその周りの方々の協力を得て、7年間ボランティアスタッフとして参加していただいています。
昨日も親子で50数名の方々に集まっていただき、大声援のもと、
無事終了。
設営も撤去も、そして行司役の方もみんな手づくりです。
そして、是非10年はやりきろうね・・・と言って再会を期して別れました。
経済的な基盤がないけれども、素敵なイベントは世間に一杯あります。
また、そんなイベントが人に与える元気や、意義をもっと伝えるミッションが私にはあるんじゃないか、とこの業界で25年間もお世話になっている身としては、考えます。
楽しいイベントが減ってきている気がします。
なんとなく、こなしてしまっている気がします。
子供たちの歓声に、イベントの原点を思い出します。
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