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2010年1月12日アーカイブ

モノの値段(価格)ってどうやって決めているんでしょう?

価格設定には、様々な方法がありますが、

その前に、

メーカー希望小売価格。
希望小売価格とは、商品を製造するメーカーや輸入する代理店など、小売業者以外の者が、自己の供給する商品について設定した販売参考小売価格。

オープン価格。
販売する商品に対してメーカー側が希望小売価格を具体的に定めていないものである。
家電製品、カメラなどの耐久消費財に多く導入されており、小売店の店頭では、実際販売価格(売価)だけが表示され、「ズバリ◯円」という形で表示されていることが多い。
(出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」

のように、表示価格は、時代とともに、変わってきつつありますが、

基本的に価格は、

a.コスト・プラス法
その製品の製造、販売の過程でかかったコストの合計に一定の利幅を加える方法。

b.顧客の需要の状態に基づく方法
その製品に対して、顧客がいくらくらいまでなら支払うであろうかを考え、それを売価とし、その価格からコスト配分を考える方法。

c.競合企業の価格面の動向に基づく方法
競合他者の価格を基準として価格設定する方法。


ただし最近は、価格設定に関しては、生産者サイド(コスト+適正利潤=販売価格)から、
消費者サイド(消費者が納得する価格ーコスト=利潤)へと、価格決定の主役が変ってきています。

店頭や、テレビショッピングや、インターネットオークションなど、製品接触パターンが非常に多様化していますし、当然価格に対する視点も多様になってきています。

言い換えれば、メーカーサイドの思惑だけでは、モノは売れないということですね。

といって、安いものだけが売れるというわけでもなさそうです。

商売とは、いかに様々な要因が絡み合っているか・・・・ということです。


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