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2010年1月アーカイブ

商売の難しさは、
安ければ、良い。というわけではなく、
良いものであれば、良い。というわけでもないですね。

"儲ける"という字があらわすように、
ヒトと、モノの間に、メッセージ(言葉)が必要な気がします。

この商品を買うと、"快適になる""便利になる""おいしい""きれいになる"などなど。

消費者にとってのベネフィットがどれだけあるか・・・・

セールスレップの役割は、商品そのものの魅力に、消費者へのメッセージをメーカーさんに、伝えることかもしれません。

簡単に、その違いを説明しますと、

プッシュ戦略
メーカーが流通業者(卸売業、小売業者など)に、価格値引きや、販促促進の手段(キャンペーンなど)を用いて、自社の製品の取り扱いを促していく活動。

プル戦略
主に、マスメディアなどの、広告を用いて、消費者に直接、メーカーがメッセージを伝えて、
需要喚起をおこなうことで、消費者から、小売店などに、購入希望をつげ、
流通業者から、メーカーに製品供給を促す活動。


実際は、こんなに、単純ではないですが、
概ね、消費活動自体に、綱引き的な要素は当然ありますね。

最近では、
携帯電話のメールなどを活用した行動をプッシュ。
パソコンの、ネットショッピングなどは、プル。
同じような気がしますが、プッシュ、プル戦略になっています。

いずれにせよ、そんな手法をミックスさせながら、消費活動を活発にすることが、大切ですね。
お金が回れば、世の中も少しは明るくなるような気がしますが。
消費行動のプロセスを、表した法則には、下記のようなものがあります。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AIDMAの法則では、消費者がある商品を知って購入に至るまでに次のような段階があるとされる。
  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)
このうちAttentionを「認知段階」、Interest、Desire、Memoryを「感情段階」、Actionを「行動段階」と区別する。


  • Attention(顧客の注意を引く)
  • Interest(顧客に商品を訴求し関心を引く)
  • Desire(顧客に商品への欲求があり、それが満足をもたらすことを納得させる)
  • Action(顧客に行動を起こさせる)


  • ネットでの購買行動のプロセスモデルとしてAIDMAに対比されるものとして日本の広告代理店の電通等によりAISAS(エーサス、アイサス)というモデルが提唱された[2]

    1. Attention(注意)
    2. Interest(関心)
    3. Search(検索)
    4. Action(行動、購入)
    5. Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)

    確かに、私たち自身が、モノやコトを購入するときは、少なからず、上記のフローのような行動を意識するかしないかは、別として取っているようなきがします。

    なので、プロモーション的には、積極的にこの心理をうまく購買に結びつけて考える必要がありますね。

    でも、それが、わかれば苦労しないんですが・・・・

    劇団パロディフライ。
    http://www.ne.jp/asahi/parody.fly/pro/
    座長は、妹尾和夫さん、とても渋いお芝居をされる私の大好きな役者さんです。

    私の友人も出演しているので、見に行きました。
    舞台監督、音響、照明ディレクターも、長く一緒に仕事をしている面々。
    なので、毎回欠かさず、見に行っています。


    いつも、一杯でチケットはSold out。


    今回も、楽しくもせつない、ココロの奥底にキュッとくる、内容でしたね。
    日頃、忘れかけている人との交流の中にある優しさや、寂しさを
    笑いの中で昇華しきれずに、引きずりながら、なお生きている・・・・

    パロディフライのお芝居には、昭和の懐かしい香りがするのは、私だけでしょうか?
    セピア色のチョット切ないハートウォーミングなお芝居です。

    4つ目のPは、Promotionです。販売促進と訳します。
    商品をどのような手段で販売促進するかを、考察します。

    a.広告
    テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの、マスメディアや折り込みチラシ、看板広告や交通広告などにより、メッセージを伝える活動。

    b.人的販売
    販売員による対面販売活動

    c.パブリシティ
    新聞社、雑誌社、テレビ局などの第三者機関が報道として取り上げるもの。

    d.プロモーション(SP)
    リベート、景品、懸賞、展示会、POP広告など


    当然、上記の4つの手法は、複雑に絡み合って、メディアミックスしながら、最大限の効果が得られるように、プロモートする人々は知恵を働かせています。
    ましてや、今やインターネットや、モバイルを活用したプロモーションは必要不可欠になってきています。

    それらの媒体を効果的かつローコストで実現することが求められているといっても、過言ではないでしょう。

    また、商品そのものの、成熟度の度合いによって、活用する媒体・手法も変わってきます。

    認知→理解→確信→購入というフローによって、その活用パターンは変ってきます。


    時代とともに、商品プロモーションは常に変っていく、ので、
    その敏感な視点がセールスレップには求められますね。

    最近は、インターネットの登場で、日本的な流通形態が大きく変化しています。
    が、

    一般的な流通の形態をおさらいすると・・・

    ●メーカー→消費者
    和菓子、洋菓子、パンなどの製造小売り形態
    化粧品、百科事典などの訪問販売
    メーカーによる通信販売

    最近はネットショップやテレビショッピング、カタログショッピングなどが、主流になりつつありますね。
    これは、大きく流通の整備、なども、大きく関わっています。

    ●メーカー→小売業→消費者
    大衆薬品、小売業によるプライベート・ブランド商品
    製販同盟(小売業とメーカーとの受発注システム)

    ●メーカー→卸売業→小売業→消費者
    今もまだ、最も一般的なチャネル
    卸売業のサービス:返品処理、手伝い店員、値札付け、協賛金、小口高頻度配送など。

    ●メーカー→販売会社→小売業→消費者
    卸売機能を既存の卸売業に任せず、メーカーが販売会社を設立して自ら卸売機能をおこなう。



    大きく分けて考えると、上記のような流通形態です。

    しかし、昨今のデフレ状態から、考えるとこの形態自体も崩れつつありますね。

    店頭で、モノ自体を確認して、ネットオークションや、アウトレットで購入したり、
    ジャパネット◯◯のようなテレビショッピングで購入したり・・・・

    ただ、そんな状況の中でも、モノは流れているわけで、消費活動はおこなわれています。
    ので、

    次回はその消費マインドをどう刺激するのかを、少し考えてみたいと思います。

    私の友人で、ミュージシャンであり、モデルであり、今回は脚本補佐として活躍、上演されるお芝居です。
    興行としては、お芝居はギリギリのところでやってます。
    なので、なんとか応援してあげたいですものです。
    是非、皆さん1度観劇してください。

    silver30-omo-fin.jpg










    http://www.lowotarvoga.net/
    チケットなどの問い合わせは、
    弊社に言ってもらえれば、彼女から送ってもらいますので・・・・・

    Peforming Arts Company【 Lowo=Tar=Voga(ロヲ=タァル=ヴォガ)】
    1997年、元維新派の草壁カゲロヲと近藤和見、鮫島サトシが結成したパフォーマンスユニット。旗揚げからしばらく野外劇を志向していたが緩やかに、2001年より演劇・ムーブメント・音楽・美術など、表現のカテゴリーを意識しない活動へ変遷する。 また、文学や詩、美学の領域からフラグメンツを採集・再構築する手法で、常にオリジナリティの高いテーマを発見している。神社・ギャラリー・ライブハウス・カフェ・教会・劇場など、さまざまな場所で公演をおこなっている。『(劇団内の)カゲロヲ派たる僕ら』を略した言葉が劇団名の由来であることは、意外に知られていない


    多彩な才能を持っている才女である、
    彼女と、久しぶりにランチをしながら、様々な夢を語ってました。
    常に、前向きなチャレンジをしている彼女と話をしていると、とても元気をもらえます。
    また、私の夢とリンクするものが、一杯あって、楽しいひと時を過ごすことができました。

    "夢のホームグラウンド"を創りたいものです。

    モノの値段(価格)ってどうやって決めているんでしょう?

    価格設定には、様々な方法がありますが、

    その前に、

    メーカー希望小売価格。
    希望小売価格とは、商品を製造するメーカーや輸入する代理店など、小売業者以外の者が、自己の供給する商品について設定した販売参考小売価格。

    オープン価格。
    販売する商品に対してメーカー側が希望小売価格を具体的に定めていないものである。
    家電製品、カメラなどの耐久消費財に多く導入されており、小売店の店頭では、実際販売価格(売価)だけが表示され、「ズバリ◯円」という形で表示されていることが多い。
    (出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」

    のように、表示価格は、時代とともに、変わってきつつありますが、

    基本的に価格は、

    a.コスト・プラス法
    その製品の製造、販売の過程でかかったコストの合計に一定の利幅を加える方法。

    b.顧客の需要の状態に基づく方法
    その製品に対して、顧客がいくらくらいまでなら支払うであろうかを考え、それを売価とし、その価格からコスト配分を考える方法。

    c.競合企業の価格面の動向に基づく方法
    競合他者の価格を基準として価格設定する方法。


    ただし最近は、価格設定に関しては、生産者サイド(コスト+適正利潤=販売価格)から、
    消費者サイド(消費者が納得する価格ーコスト=利潤)へと、価格決定の主役が変ってきています。

    店頭や、テレビショッピングや、インターネットオークションなど、製品接触パターンが非常に多様化していますし、当然価格に対する視点も多様になってきています。

    言い換えれば、メーカーサイドの思惑だけでは、モノは売れないということですね。

    といって、安いものだけが売れるというわけでもなさそうです。

    商売とは、いかに様々な要因が絡み合っているか・・・・ということです。


    明けまして、おめでとうございます。

    寅年です。


    年始挨拶もままならぬまま、打ち合せで、奈良へ。

    平城遷都1300年の、奈良はなんとなく、活気づいているような・・・・気がします。

    今までであれば、大きなプロジェクトがある時は、業界はいっせいに、そこへ向けて・・・って感じですが、時節柄それほど、熱気ムンムンではないですが、
    それでも、奈良方面からの話題が多いのも確かです。

    ビッグプロジェクトに付随して、併催的に開催されるものが、多いからでしょうか。



    年末年始は、
    少しゆったりと、過ごしました。

    あるテレビ番組で、不況に負けない会社(お店)を紹介しているのを、見ました。

    "泊まれない温泉"をコンセプトにした高級日帰り温泉。
    食べ物は一流、東京から1時間の利便性、建物は高級旅館さながらの雰囲気・・・・・
    「まんじゅうからアンコを抜いてみろ!」ってことらしいです。

    24時間営業の畳屋さん・・・・
    年中無休の飲食店の畳を変えるのは、夜中しか無理、であれば閉店後、畳を回収し、翌朝開店前に新しい畳を納品。職人さんは大変ですが・・・
    「"できない"は言わない」ってことらしいです。

    福岡のスーパーは人情スーパーとして、
    レジ付近には、"お客様係"のスタッフの方が常に待機。
    お年寄りの袋入れのお手伝いや、並んでいるお客様に、試食品を配ったり、お茶をサービスしたり、雨の日は、新品の傘を貸したり・・・・・
    とにかく、お客様の立ち位置で、対応しているスタッフの方々。
    「損しても人に尽くせ」ってことらしいです。


    これらのお店なり、サービスを見ていると、デフレであれ、なんであれお客様思考の中に、
    売れるヒントが必ずあるということですね。
    わかっている、つもりなんですが、それをどう具現化するか、課題ですね。