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2009年10月アーカイブ

自分が関わっているイベントは、案外客観的に見れないもので、反省点(良い点、悪い点)を検証しにくいものです。

なので、様々なイベントをお客さん目線で、視察し、考察します。


先週末は、本当に忙しく、あっちへ、こっちへ・・・・状態でした。


土曜日は、「からほりまちアート2009」
大阪上町台地付近の空堀町界隈をエリアに、様々なアーティストたちが、自身の作品を展示しています。
町中の、ストリートや町屋などと、作品の融合。

単なる、アート展ではなく、町散策としても、面白い試みだと思います。
町の住民の方々の協力が不可欠なイベントです。



午後からは、江坂のイベントスペースで、
「はじめてのジャズオルガンfor KIDS」と称して、ハモンドオルガンと、ギター、ドラムの編成で、子供対象のジャズライブがあり、出かけて行きました。

このイベントのプロデューサーが高校時代の同級ということもありましたが、
自称イベンターです。日頃はデザイン関連のディレクターです。

ので、本職というわけではないのですが、彼女の情熱が充分に、表れたイベントでいた。
大人でも十分楽しめるものでしたし、ホント、アッという間の40分でした。
こじんまりして、とてもイイライブでした。

その後、翌日のイベント開催地、横浜へ移動。


アートと、ジャズライブにアッという間の1日が過ぎて行きました。
2001年から、開催されています。が、
私は、2006年から、見に行ってますので、今回で4回目。

今週24日(土)25日(日)2日間開催されます。
http://karahori-machi-art.com/index.html


イベント屋としては、見逃せないイベントのひとつです。


毎年、様々なアーティストとの出会いが楽しみです。
私の高校時代の同級生がプロデュースしているイベントです。


●10/24(sat)
「第一回はじめてのジャズオルガンforKIDS」
@アルヴィオンギャラリー(江坂)にて
?ライブイベントを行います。

pm14:00-pm14:40/pm15:40−pm16:20

おとな:2000yen
こども:500yen(7歳以上)←6歳以下は0yenです。
*こどもだけおまけつき

★おのみどり(オルガン)
★のせひでふみ(ギター)
★みつだじん(ドラム)



是非、ご興味のある皆さん、ご参加ください。

マーケティングの勉強で、教えていただきました。

「容積満杯の法則」

ワンルームの部屋に住んでいた人が、荷物も増えたし手狭になったので

1LDKの広いマンションに引っ越しました。

1年後には、同じように荷物がふえて手狭になっている

 

これは、その大きさに応じて、人はものを増やしていく習性があるということの、ひとつの事例です。

 

その他にも、

女性が、バッグで持ち運びするものも、バッグの大きさに比例する傾向にある。

なので、

大きなものを小さくすることで、経費削減をすることも、可能になりますね。

たとえば、事務所なんかはそうですね。

見るであろう書類を何年も、置いておく。無駄なスペースかもしれません。きっと見ない。(笑)

押入れに入っている衣料の数々・・・きっと着ない衣料が大半ですね。(笑)

 

 

また、逆にあえて、器を大きくすることで、需要を喚起した事例が、

ipodの容量を増やすと、ダウンロード曲数が増える。

Bフレッツの回線が100Mになったら、容量の大きな動画が配信される。

 

 

 

大きければ、無駄が増える  

という考え方と、

大きければ、色々なモノが入ってくる。 

という二律背反した、考え方に、マーケット創造のヒントがあるような気がします。

 

月一回の、勉強会が、明日(毎月第3金曜日)開催されます。
「気力の補填」をコンセプトに、東京から、マーケティング会社の会長が来られ、
様々なお話をお伺いします。

ビジネスモデルのこと、マーケティング理論、現在の世相等、テーマは多岐に渡り、
毎回、充実した時間を共有させていただいています。


そんな、様々なテーマを少しづつご紹介します。

まず、

「簡単・明瞭・繰り返し」

マーケティングの原点。

簡単・・・・・ネーミングをつける。
明瞭・・・・・ビジュアル化する。
繰り返し・・・違うシーンにあてはめてみる。

いかに、
難しいことを、簡単に。
簡単なことを、おもしろく。
おもしろいことを、深く。相手に、伝えるか・・・・・簡単、明瞭、繰り返し が大切。





1308461501_229s.jpg
1308461501_101s.jpg1308461501_158s.jpg神戸で開催されている、
「神戸ビエンナーレ2009」に行ってきました。

http://www.kobe-biennale.jp/about/kobe_biennale/index.html

メリケンパークを主会場に、11月23日まで開催されています。


コンテナを、展示室に、様々なアーティストが、作品展示しています。
コンパクトな中に、様々な世界観を感じられます。

とりわけ、「アートインコンテナ国際展」の作品の数々、は見ていて魅せられるものが、沢山あります。
なんとも、不可思議な世界・・・・・アートに理屈は要らないということでしょう。

「神戸港・海上アート展」は、船上から見るアート。
神戸港の防波堤の上に展示されている、作品群。

その他、「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」や「書の世界展」「いけばな未来展」など・・・・

1日ではゆっくり、見れないですね。

ちょっと、駆け足で回ったので、また行きたいものです。

昨日、以前、このブログでご紹介した、

劇団PT企画プロデュース

ミステリー名作選Vol.25 at大阪木材会館

「動物園の暗号」原作 有栖川有栖  を観劇してきました。

http://www.pt-kikaku.com/

 

 

観客参加型ミステリーとは?

目の前で起こる事件の謎を名探偵気分で推理します。

物語はヒントがちりばめられた「問題編」

観客自身が推理する「推理時間」

そして、すべてが明らかにされる「解答編」で構成されています。

 

 

ミステリー好きな人はもちろん、苦手な人も楽しめるお芝居です。

 

また、集客イベントとして、レストランや、商業施設で・・・・・

新製品など、を取り入れて販売促進の一環として・・・・・・・

 

様々な展開が考えられます。

 

今回の公演は13日までですが、sold outかも・・・

興味のある方は、1度劇団にお問い合わせください。

book08.jpgbook01.jpgbook05.jpg

金子哲雄さん。

昨今、テレビ、ラジオ、雑誌、著書など、大活躍です。

金子先生とは、何度かお会いさせていただき、またいろんな含蓄のあるお話をお聞きします。


金子先生の肩書きは、タイトルの「流通ジャーナリスト」だけではなく、

「国際値切リスト」、「購買促進コンサルタント」などなど。

そのユニークな発想は、消費者、お客さん目線で、鋭く経済活動の盲点を教えてくれます。


マーケティング理論を勉強するより、金子先生のお話を聞く方がとても価値があります。




最近は「超三流主義」(扶桑社)を出版され、ますますご活躍中です。


Sales promotion(販売促進)の仕事をしてますが、
Purchase promotion(購買促進)を、もっと考察する必要がありますね。


イベントの最高峰は、オリンピックと博覧会だと思います。
私の先輩が、「オリンピックの開会式の演出ができたら、引退しても良い。」って言ってたのを、思い出します。


そんな、博覧会に、携われた幸運をやはり今感じます。


あらためて、

建物・演示(パビリオンのハード面)
運営(人的な面)
広報(他者への、告知活動)

この3つが三位一体になっていたからこそ、成功したのだと、今も思います。

展示物の素晴らしさ、陰で支えてくれたスタッフの皆さん、そして様々な形で、認知度をあげてくれた広報活動。
そのどれが欠けても、うまくはいかなかったと感じます。

実は、この三位一体は、博覧会だけではなく、小さなイベントでも一緒です。

大きなイベントだけではなく、小さなイベントにもこのコンセプトは変わらない、これからも、人のココロに響くイベントを支えていきたいものです。
イベントは異次元空間との、出会い。とも言えます。
特に、博覧会には、様々な異次元があります。


何年も、準備された様々な展示やアトラクション。

夢との遭遇と言えます。

太陽の塔は、今だ万博公園で異彩を放っています。40年近く経っても、今もなお。



そんな夢の空間を大切に守るのも、我々裏方スタッフの責務です。



暑い夏のある日、テレビ局のクルーと、トラブルがありました。
キャラクターの着ぐるみを脱ぐシーンをニュースとして、取り上げたい、という取材です。
観点は、「猛暑を伝える映像」です。

でも、キャラクター着ぐるみの中を人目にさらすことはできません。
子供たちの夢を壊すことになります。

たかが、着ぐるみという彼らの視点と、小さくても夢を育んでいる着ぐるみスタッフの視点の違い。

日常と、非日常の架け橋を忘れたくないものです。