カオス(混沌)の世界・・・・・
まさしく、カルカッタについて、街中を歩きながら、そんな感じ。
リキシャが行き交い、信号のない交差点では、車と人、自転車がよくもぶつからないな、と思うくらい行き来している。
側道には、様々なバザール。
井戸水で体を洗っている男。
毛布にくるまった、モノもらい人。
犬が徘徊している。
時折、像がのしのしと、歩いている。
私は、オレンジと、チャイでしのぐ、日々。
次の目的地、ネパールへ向かうために、今度は恐ろしいほど、込んでいる鉄道に乗る。
国境都市、パトナへ・・・・
何時間ゆられたろうか・・・・乗ってはいけない車両に乗って、インド人の車掌に怒られて、
追加料金を払って、寝台車両にうつって・・・・本当は既に目的地に着いているはずなのに、
2時間は過ぎている・・・・・・今度は不安で寝れない。
英語もヒンズー語もしゃべれない・・・・・・なにも、コミュニケーションが図れない、意思疎通が図れない、、、、、、言いようのない疎外感と、不安感。このままこの世から消えてしまうような錯覚。
このときほど、この無謀な一人旅を後悔したことはない。
何時間遅れだろうか、パトナに到着し、次はバスで国境越え。
ネパールの首都、カトマンズへ向う。
日本を離れてまだ4日目・・・・結構滅入ってた気がする。
えいままよ・・・・・・
このあと、堀の深いインド人の顔から、チベット系のネパール人の顔を見なかったら、
キット、航空チケットを変更して、日本に帰ってた気がする。
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